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「カルカッタ発 ニューヨーク行き 1989/1999」No.72

「インド映画ダンスダンスを観る」

T君が静養している事もあって、私はシャカロッジの従業員カリキーという名の
同世代の若者と行動を共にするようになった。
ある日、カリキーとその友人ドゥルゥバーと三人でインド映画を観に行く事となった。
タイトルは「ダンスダンス」。
ダンサーの子として生まれた姉弟が血はあらそえずダンサーとして成功するというサクセスストーリーだが、やがて、恋の苦労とかがあり落ちぶれてしまう。
そうした姉弟の前に死んだはずの母親が姿を現す...。
単純なストーリーだが、観客を見ている方が楽しい。
多分、戦後の日本の映画館もそうだったんではないだろうかというくらい
とにかく騒がしい。
ダンスのシーンでは、皆踊りだすわ、主人公が銃で狙われると「逃げろ逃げろ」と騒ぎだすわで
カリキー達もちょっとビキニの女性が現れるだけで「ヒューヒュー」口笛を鳴らしている。
私たちは二階席で観ていたのだが、一階席はもう大騒ぎである。
今でこそ「ボリウッド」として日本でも人気のある映画もあるが、
当時は今程洗練されているわけでもなく、ダンスのクオリティーの低さに驚いたのである。

つづく
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