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「カルカッタ発 ニューヨーク行き 1989/1999」No.70

「ポカラへ」

シャカロッジに泊まっている。T君は苦しそうにずっとベッドに寝ている。
「俺は大丈夫やからポカラでも行ってきたらどうや?」とT君は言う。
「ポカラか?ヒッピーの聖地やな」
しかし、私は苦しんでいるT君をそのままにしてポカラへ行く事は出来なかった。
今考えてもそのときの選択は間違っていなかったと確信できる。
もし、ポカラへ行ってパラダイスでも見つけていたら
私の帰国は大幅に遅れ、今は亡き弟の結婚式はおろか
その後多大なる影響を与えてくれた彼女との出会いもなかったかもしれないのである。
人生とは「縁」。どこでどう転がるかなんて誰にも予測はできないのだから。

つづく
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